自分を売る
前職で、派遣に関する法律が改正された際、特定派遣の認可を会社にとらせた。とらせたといっても、手続きに必要な書類や設備、体制などの条件は自分と自分の管轄事業所で準備して、最後に社長からハンコだけもらっただけだが。これで、エンジニアを派遣することができる。
それまでは、いわゆる偽装請負とか2重派遣とか、グレーだけどアウトじゃなかったのだが、ハッキリとアウトになった。で、必要になったわけだが。
2重派遣、偽装請負なんてのは、タチの悪い会社だと、低賃金で、過酷な環境で人を働かせる方法として使われていて、防止する法整備には反対はしない。けどな、それは、働く人間が搾取されて、安い給料だから問題なんでねぇ。俺は自分が、今なら偽装請負、2重派遣になるような形態で働いていたことがあるけども、正直不満はなかった。
エンドには、月額150万で着任して、A社は30万利益として、B社20万を利益としていた。俺は、B社から毎月100万もらっていた。勿論、直接、エンドさんに行けば150万もらえるのかもしれない。けれど、エンドの固い会社は個人とは契約しないのだ。ある一定の条件を満たす会社にしか発注しないし、そのA社も個人とは直接は契約しない。
ぶっちゃけ、100万/月もらえてれば、2重派遣だろうが、偽装請負だろうが、働く本人的にはどうでもいい。ところで当時、100万/月という報酬は、そんなに驚くべき数字じゃない。エンドに自分を400万/月で売りつける奴もいた。某ITコンサル会社だが、そのランクの値付けをする会社で、俺が仕事を一緒にしたのは2社だ。メーカー系のトップSE、PMクラスでも200万程度だから、これはさすがにかなり強気の値付けだな。
それまでは、いわゆる偽装請負とか2重派遣とか、グレーだけどアウトじゃなかったのだが、ハッキリとアウトになった。で、必要になったわけだが。
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